ブータンラボ

ブータン料理は世界一辛い?!それでも挑戦したくブータン料理たちに迫る

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chili

ブータン料理と聞いて、皆さんどんな料理を思い浮かべますか?山岳地帯だからジャガイモ料理?・・・なんて声も聞こえてきそうですが、実は『世界一辛い料理』と噂されています。幸せの国の料理が世界一カライなんて・・・一体何が世界一辛くさせてしまうのでしょうか。この記事ではブータン料理を世界一辛いと言わせる食材X(エックス)の正体を解明し、辛いものが苦手なブータン旅行者にとって重要な問題となる、辛くない料理は存在するのか?をご案内。「辛いもの大好き!」という方、または「辛いものは苦手・・・」と今から心配になってしまった方も楽しめる、ブータン料理をご紹介します!

    【もくじ】
  • 食材X(エックス)の正体は・・・?!
  • 唐辛子代表グルメ エマ・ダツィ
  • 主食はお米です
  • 辛いのは苦手!な方へ
  • それでもやっぱり食べたい・・・そんな方にはコレ
  • まとめ


  • 食材X(エックス)の正体は・・・?!
    勘の鋭い方は既にお気づきだと思いますが、ブータン料理が辛い所以はそう、唐辛子にありました。唐辛子と聞くと、「唐辛子パウダー」や「唐辛子ソース」という“香辛料”のイメージが強いですが、ブータンは違います。唐辛子は野菜として考えられ、料理には唐辛子を多用します。これが『世界一辛い』と言われる理由で、ブータン人がこよなく愛する『エマ・ダツィ』や干し肉をつかった『パクシャ・パ』などでは、どどーん!と原型を残した唐辛子を食べることができます。筆者がブータンにいった時のガイドによると「1週間で2キロの唐辛子を消費するのは簡単なこと」らしく、ひと際存在感がある唐辛子を何食わぬ顔で次から次へと口に運んでいました。(個人差はあります)
    唐辛子の量り売りに注目


    唐辛子代表グルメ エマ・ダツィ
    先程ブータン人がこよなく愛するグルメとして紹介させて頂きました、エマ・ダツィ。エマはブータン語で唐辛子、ダツィはチーズを意味し、料理名を日本語にすると『唐辛子のチーズ煮込み』といったところでしょうか。唐辛子×チーズ・・・うーん、合うのか、合わないのか・・・と思う方もいるかもしれませんが、これがもう、合うんです!唐辛子の刺激的な辛さに、チーズのマイルドさが上手くマッチしていて、辛いのになぜかお箸が止まらなくなる逸品です。エマ・ダツィはブータンに行くと必ずと言って良い程レストランや農家で食べることが出来ます。最初は「一口だけ・・」と思っていても知らない内にご飯と一緒にパクパク、気づいたらお皿が空になっている・・・なんてことも珍しくありません。ブータン人の中には、毎食エマ・ダツィを食べている方もいるようです。エマ・ダツィの他にもバリエーションがあり、ジャガイモが入れば『ケワ・ダツィ』、キノコが入れば『シャワ・ダツィ』になります。エマ・ダツィの他に、干した豚肉を使った『パクシャ・パ』や、『ノシャ・パ(牛肉)』、『ヤクシャ・パ(ヤク)』があります。唐辛子を使った煮込み料理はブータン料理の鉄板!と言っても過言ではないでしょう。
    青唐辛子がどどーん!


    主食はお米です
    ブータンの主食はお米です。日本のお米とは違い、少しぱさぱさしていますが、先程紹介したエマ・ダツィやパクシャ・パと一緒に食べると必ず欲しくなってくるご飯。ブータンでは赤米がポピュラーですが、白米もあります。ブータン南部や東部では雑穀ご飯が食べられており、カランと呼ばれるトウモロコシご飯が一般的です。レストランではお米がこれでもか!というほどお皿に盛られて出てくるので、心行くまでブータンライスを堪能できますよ。ブータンでは、『おかずは少しだけ、ご飯はたくさん!』という食事スタイルが一般的だそう。ガイドが赤米の上にどかっとエマ・ダツィを乗っけて美味しそうに食べていたのが印象的でした。
    向かって左が人気の赤米。香りが良いのが特徴的です

    トウモロコシご飯(カラン) 色がきれいですね


    辛いのは苦手!な方へ
    旅行中、レストランやホテルでは外国人観光客用のご飯が用意されます。レストランによりますが、基本的に外国人旅行客に提供するブータン料理は辛さがマイルドで、ブータン料理だけではなく一般的な料理(焼そばや唐辛子ではない野菜炒めなど)もございます。ブータン滞在中、『そろそろブータンの味にお腹が非鳴を上げているな・・』と感じらたら、その際はガイドに遠慮なくご相談下さい。

    見慣れた光景・・たまには胃袋を休めることも重要です


    それでもやっぱり食べたい・・・そんな方にはコレ
    ブータン料理は辛いから苦手、でも折角ブータンまで来てその土地の料理を食べないのは勿体ない!――誰もがそう感じると思います。ブータン料理は辛いものでけではありませんので、御安心を。中央ブータンのブムタンではブータンのお蕎麦『プッタ』が食べられ、またチベット料理のモモと呼ばれる水餃子のようなものを出してくれるところもございます。辛いものが苦手な方は事前にお知らせ頂くと事前アレンジが可能ですので、是非ご希望をお聞かせ下さい。
    辛くなくて、美味しいものももちろんあります!


    まとめ
    ブータン料理、少しでもイメージが湧きましたでしょうか。唐辛子を野菜として食べるなんて、ワイルド・・・と思われるかもしれませんが、エマ・ダツィは外国人旅行客の中でも美味しいと人気の料理です。筆者は一度食べたらやみつきになってしまい、エマ・ダツィの辛さレベルを2週間の滞在中3レベル上げることができました。(基準は、料理長の独断と偏見ですが・・・)辛いものが苦手な方にとってはかなりの挑戦になりますが、一口はブータン料理の代表エマ・ダツィを食べてみてはいかがでしょうか。口の中にブータンの風が駆け抜け、ブータンらしさを味覚で感じることができるのでオススメです!
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